OPP袋の基になるフイルム価格は
原油価格と為替相場に連動して値上げ値下げを繰り返しています
その中でも昨今 原油価格が急落して話題になり
我々もフイルム価格に影響有ることなので気に掛かるところです
その最新ニュースが他社のコラムに掲載されておりましたので
その一部を転載したいと思います
原油特集第四話 急増する原油需要~中国・インド
原油価格の下落は、世界屈指の原油消費国である
中国やインドの需要を喚起させています。

北京ロイターによりますと、中国税関総署が今月13日発表した
2015年12月の原油輸入量は、過去最高の日量782万バレルに達しました。

これは、前月比21.4%増の3319万トンと過去最高の水準で、
価格低下を機に戦略備蓄や商業用需要が増加していることが窺えます。

また、中国では10月1日から2016年末までの間、
排気量1600cc以下の乗用車を対象に、
自動車取得税の税率を半分にする景気てこ入れ策の効果に加え、
これまで経済発展が遅れていた内陸部でも、
初めて車を購入する人々 の需要が増加し、
今後も潜在的な需要が控えています。

実際、2014年の同国新車販売台数は約2349万台と過去最高を更新し、
新常態(ニューノーマル)となった 2015年も前年比4.7%増の
2460万台と7年連続の世界一となっています。

さらに、中国では原油価格が40ドルを下回った場合でも
ガソリンなどの小売り価格を事実上固定すると発表しています。

つまり、中国の精製業者は原油価格が30ドル、20ドルと値下がりしても
中国国内の業者は、その分が利益となるため、
安い原油を輸入して高く製品を売れるため、
今後原油価格が値下がりすればする程、
中国の原油輸入量は増加する可能性があります。

昨年末、国際エネルギー機関(IEA)がまとめた、
エネルギーに関しての報告書によりますと、
インドの原油需要は毎年4.6%増加しています。

生活水準の向上に伴い、インドでは自動車やトラックを購入する人が増え、
ガソリン需要は2015年4月だけで前年同月比で19%も増加しました。

インドの新車販売市場も年々拡大を遂げ、
需要の伸びは10年前の中国を彷彿させます。

(アルフィックス日報)