第1話となる本日は「供給面」にスポットを当ててお届けします。

OPP袋の基になるフイルム価格は 
原油価格と為替相場に連動して値上げ値下げを繰り返しています
その中でも昨今 原油価格が急落して話題になり 
我々もフイルム価格に影響有ることなので気に掛かるところです
その最新ニュースが他社のコラムに掲載されておりましたので
その一部を転載したいと思います

OPP袋にも影響する原油特集第一話 2016.2.12

OPP袋の基になるフイルム価格は
原油価格と為替相場に連動して値上げ値下げを繰り返しています
その中でも昨今 原油価格が急落して話題になり
我々もフイルム価格に影響有ることなので気に掛かるところです
その最新ニュースが他社のコラムに掲載されておりましたので
その一部を転載したいと思います
第1話となる本日は「供給面」にスポットを当ててお届けします。

供給過剰が叫ばれる原油市場ですが、
国際エネルギー機関(IEA)が発表した最新の数字を見ますと、
昨年第3四半期の需要量が日量9540万バレルであったのに対し、
供給量は9690万バレルと供給過剰は
わずか1.6%の150万バレルほどでしかありません。

人口の増加に伴い原油の需要は右肩上がりで推移しているため、
それに見合う量の供給が必要とされる原油市場。

これまでその調整役を担っていたのが最大産油国のサウジアラビアでした。

画像のグラフは原油価格が100ドルをこえていた2011年と昨年の生産上位10カ国の
産出量を比べたものです。

経済制裁を受けたイランと生産が頭打ちになっているメキシコ以外、
ほとんどの国で産出量が増えているのがおわかり頂けるかとおもいます。

特に皆様ご存知の通り、米国におけるシェールブームによって
米国の生産は約400~500万バレル増えたため、
市場シェアを奪われることへの危機感を抱いたサウジアラビアが調整役を放棄。

各国が自国の利益のみに走っているため現在の状態に陥ってしまいましたが、
わずか2年で価格が1/3以下に急落しているため需給両面で変化が現れ始めています。

(アルフィックス日報)